青色LEDでノーベル賞を受賞した、中村氏ですが、日亜化学に所属していました。
日亜化学はLEDを作っていない零細企業で売り上げ200億程度の会社でした。
中村氏が開発した実用的な青色LEDのおかげで3000億の売り上げを誇る会社に急成長しました。
2000億以上売り上げを増やした中村氏の功績ですが、日亜化学は中村氏にことあるごとに「まだ、いたの?」などとバカにされ、成功しても報酬2万円と子供のお年玉レベルですませました。
中村氏は激怒して、日亜化学を訴えました。
判決は200億の支払い判決で、日亜化学の得た金額からすると安いと思いますが
それでも日亜化学はごねまくり、結局、8億で和解したそうですが
中村氏は納得しておらず、あきらめに似た決定だったようです。
外国からは奴隷中村と待遇が悪いことでバカにされたようです。
中村氏は結局、渡米してアメリカのCREEという会社にいます。
日本からこんなに実力がある人が日本を捨てたんです。
これが日本の現実で、研究者、開発者を使い捨てにして、得た利益を還元しようとしないのです。
国の方針でも、特許は会社の物とする方針がてました。
この先の結論は見えています。特許を書くこと自体が馬鹿らしくなり、日本の技術は世界からおいていかれるでしょう。昨年優秀な人材は全て海外に行くでしょう。
海外に移った人材は、海外企業の業績に貢献して、日本の経済に悪い方向に貢献します。
日本のこの制度をなんとかしないと、技術で伸びた日本は確実に滅びますね。
中村氏が凄い特許をとったら、CREEは日亜化学から特許料をふっかけるのは目に見えてますからね。