IntelのATOMシリーズとしてZ3700シリーズが最近のタブレットに搭載されていますが、
ラインナップなども増えてきており、なかなかの快進撃を見せているようです。
Z3700シリーズとしては
Z3740
Z3745
Z3770
Z3775
Z3785
Z3795
などがありますが、これらはクロックと対応メモリーに違いはありますが、概ね4コアのATOMで
大きな違いはありません。
クロックの差分程度の性能差があるとしても
PASSMARKのスコアで1300~1600程度の実力を持っているようです。
モバイル用のCore i5が3000~3800程度であることを考えるとなかなか検討していると思います。
Z2700シリーズと名前が近いため間違えやすいですが、こちらは設計がまるで別物なので
PASSMARKでも600~800程度と倍近い性能差があるので注意が必要です。
最近の安いノートパソコンの中で
Celeron N2830のように頭にNがつくCeleronやPentiumは中のコアがAtomになっているものです。
PASSMARKを見てもN2830は1000程度とあまりよくありません。
これは2コアとタブレット用の半分のコアを高クロックで回しているためです。
通常のCeleronが1300~1500程度なので、ここの性能差は意外に大きいです。
買う際には注意が必要でしょう。
ただ、Celeron N2830などはTDPが低いこともあり、低価格、軽量のノートパソコンであったり、バッテリーが持つなど
いいこともあるので、割り切れる人には使えるノートだと思います。
ちなみに・・・・
PASSMARKのスコアが同じでも4コアと2コアならば2コアの方が体感速度的に早いということが多々あります。
これは、シングルスレッドと呼ばれるCPUコア複数に割り振れない仕事をした際に大きな性能差があるためです。
2コア=4コア
ということはコアの性能は半分ということですから・・・・
最近のパソコンは消費電力にフォーカスしているので、一昔前のパソコンよりも遅いパソコンが
最新モデルで売られることも多いので、パソコンを選ぶ際には注意をして選びましょう。
要望があれば、別のCPUの性能なども取り上げたいと思います。