スマートフォンやタプレット用としは世界初のクアッドコアCPUになるNVIDIAのterga3ですが、気になる話を聞きました。
どうやら、思ったほどパフォーマンスがでないということです。
terga2の時にも問題になったらしいですが、正式対応が謳われている1080iのフルハイビジョン動画ですが再生はできるけど、スムーズな再生は無理と言うことです。
TIが出しているAndroid4.0のリファレンスチップであるOMAPはデュアルコアながら、フルハイビジョン再生もスムーズに行えて、CPUパフォーマンスもterga3よりも早いぐらいとのことです。
まあ、NVIDIAはグラフィックチップメーカーであることもあって、サポートもあまり評判がよくなく、チップ自体間システムを構築するのには不完全らしいです。
terga3がASUSの製品しかないことを疑問に思っていましたが、そのような問題を抱えつつも値段が高いとのことで、嫌われ気味のようです。
クアッドコアというカタログスペックを重視しているがため、動画再生に必要なI/P変換(インターレース/プログレッシブ変換)の回路がなかったりと、実用上に問題があるようです。
もちろん、製品も出始めなので、これから性能などが改善される見込みはありますが
googleがOMAPを選んだのには訳がありそうですね。
今後の動向が非常に気になりますが、今はNEXUSのようにOMAPを搭載したスマートフォンを選んだ方が無難な気がします。
terga3の気になる噂
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執筆者:はざーど