以前にもちょっと話しましたが、節電、節約といいますがよくわからずに節電と思っているだけで効果が薄い人も多いと思います。
そこで、きちんと消費電力を計算しましょう。
電力は瞬時的な電力(ワット:W)と電力の全体量(ワットアワー:Wh)があります。
われわれは、このWhに応じて電力料金を払っているのです。
そんため、たくさん電気を使うものであっても一瞬であれば大した電力量ではないんです。
料金の計算は上下したり、契約によっても違うのですが25円~29円ぐらいが多いと思うので27円で計算します。
代表的なもの
タブレット充電20W3時間1800Wh49円
家電 | 消費電力 | 推定使用時間(1日) | 電力量(1ヶ月) | 料金(1ヶ月) |
電子レンジ | 1400W | 10分 | 7000Wh | 189円 |
ドライヤー | 1200W | 10分 | 6000Wh | 162円 |
洗濯機 | 500W | 1時間 | 15000Wh | 405円 |
冷蔵庫(旧型) | 100W | 24時間 | 72000Wh | 1944円 |
冷蔵庫(新型) | 35W | 24時間 | 25200Wh | 680円 |
32型液晶テレビ | 250W | 4時間 | 30000Wh | 810円 |
扇風機 | 50W | 8時間 | 12000Wh | 324円 |
スマホ充電 | 10W | 3時間 | 900Wh | 25円 |
こうみると日頃よく使うものとか、長時間使うものが消費電力的に効いてきますね。
なので、代表格の冷蔵庫というのはエコ効果が高いのです。
最近の家電は色々とコントロールされているので消費電力が一定ではないので、エアコンのようなものは特に変動が激しく。
温度が均一状態にしておくことが重要です。
・外からの熱を遮断する。
・冷やし過ぎない
・熱源を部屋の中に置かない
・台所と分ける
・30~1時間程度の外出だったら設定温度を少し上げておくだけにして、電源は切らない。
これがもっともいいと思います。
扇風機の風を浴びて、体感温度を下げるのもひとつの手です。
だいたい体感温度は2度ぐらい下がると思いますからね。
どうしても消費電力を確認したい人は、エコワットなどを使って見えるようにしましょう。