最近は半導体プロセスの進化も鈍り始めて、コストもどんどん増える方向になっているので
簡単にプロセスを進化して、新しいグラフィックカードを出すわけにはいかなくなってきています。
CPUもその方向で、ARMもA15がプロセス的に載せられないミドルからローエンド向けCPUとしてA9より少し大きいだけのA12というコアを出しています。
グラフィックは並列プロセッサなので特にプロセスの影響を強く受ける分野だと思います。
現状では打開策はなく、ミドルエンド向けに現状チップを継続して使い、ハイエンドはなるべく早めに新しいプロセスを採用する方向ですね。
ただ、プロセスの進化もかなり遅くなってきているので、もう10年もしたら性能が横ばいになる時代が来るかもしれませんね。
Radeon HD 7900 seriesで使われている“Tahiti”は2014年中盤まで継続する。しかしその一方でAMDは新世代のグラフィックカードも投入する。
2012年初めにAMDはRadeon HD 7000 seriesの最初のカードを投入した。これが“Tahiti”で、“Southern Islands”世代の幕開けであった。そして“Tahiti”は現在に至るまでAMD GPUの主力を担っているが、来年までこの“Tahiti”は継続されるようである。
SweColocers.comで入手した書類によると、“Tahiti”は2014年中盤までAMD GPUのラインナップの一員としてあり続け、現行のラインナップ―Radeon HD 7990, 7970, 7950, 7870XTが継続されるが、ひょっとすると新しいモデルも登場するかもしれないという。
しかし10月にAMDは新世代のGPUである“Volcanic Islands”を投入する。10月という時期はちょうどBattlefield 4に合わせた時期で、“Volcanic Islands”は10月末に特別なハードウェアパートナーから登場する予定である。しかし、この時点では“Tahiti”も同時に安定して継続するようである。