ipione5が発表になりましたね。
スペックなどは他のサイトで公開されているとおもうので割愛します。
今回は処理速度が2倍になったということがメインで、デュアルコアなのかクアッドコアなのかが明らかではありません。
A6は今までのA5プロセッサからなにが違うかというところは、公式発表がないので推測ですが2倍早いデュアルコアが正しいと思います。
今のモバイル機器が使用するARM系CPUにはアーキテクチャに世代があります。
A5プロセッサはcortexーA9世代のアーキテクチャです。
おそらく、A6プロセッサはcortexーA15世代だと思います。
実はcortexーA9からかなりパフォーマンスが改善しておりcortexーA15は約2倍のパフォーマンスです。
モバイル機器で重要な消費電力はcortexーA9の2倍までにはならないのです。
やはり、消費電力がキーになる業界ですからただ、パフォーマンスを追えばいいわけではありません。
NVIDIAのTegra3はcortexーA9のクアッドコアなのですが、ISW13HTなどに搭載されているクアルコムのcortexーA15のデュアルコアに負ける程度のパフォーマンスしかでていません。
グラフィックはまあまあ、早いらしいですけどね、
しかも、スマートフォンメーカーが搭載してこないのは、消費電力が大きすぎるのです。
まあ、どっかのメーカーのようにユーザーのことを考えずにインパクト勝負するメーカーぐらいしかスマートフォンには積まないプロセッサがTegra3ですから。
つまり、まともなメーカーであれば現時点ではcortexーA15のデュアルコアがバランスがいいのです。
22nmプロセス世代ではcortexーA15のクアッドコアが出てきますが、インテル以外では歩留まりが悪い、消費電力パフォーマンスが悪いなど、世代としてかなり厳しい状況になっており
欲しくてもリスクが色々とあり、使えないという大きな問題があります。
しかも、今のスマートフォンはクアッドコアを使いこなせないのです。
パソコンでもフルに活用するのが難しいクアッドコアです。
Androidのように完全なマルチタスクならまだいいですが、シングルタスクに近いiOSでは余計に使いづらくシステムとアプリでプロセッサを分け合うぐらいのほうが現実的な処理で、余計にコア数よりもシングルスレット性能が高いほうがいいのです。
AndroidもCPUに合わせてAndroid5.0ぐらいでマルチプロセッサをより効率的に使えるように改良を加えてくると思われています。
おそらく、Appleも同様のことを考えていることでしょう。
まあ、色々と理由はありますが私の予想はA6プロセッサはcortexーA15のデュアルコアCPUだと思っています。
※ISW13HTのCPUがcortexーA15といいましたが、クアルコムは独自設計なので厳密にはcortexーA15ではありませんでした。
iphone5発表
投稿日:
執筆者:はざーど