電子工作する人の中で、オーディオをやっている人はコンデンサの話がよく出てきます。
コンデンサとは電荷を貯めることができるなど、電気回路にはなくてはならない素子ですが、これにもたくさんの種類があります。
オーディオ用コンデンサはアルミ電解コンデンサとフィルムコンデンサをよく使います。
フィルムコンデンサが本当はいいのですが、容量的な問題でアルミ電解コンデンサを使用します。
アルミ電解コンデンサは周波数特性の問題でフィルムコンデンサに劣る部分があるので、やはり万能ではありません。
お互いを補う目的でアルミ電解コンデンサとフィルムコンデンサを並列に接続したりします。
高周波特性ではセラミックコンデンサがいいのですが、これはオーディオ用からは非常に嫌われます。
大きな理由は2つだと思います。
1、振動などにより圧電効果でノイズご発生する。
2、かかる電圧が変わると容量が変化する。
この2ですが、趣味レベルでは2が支配的になります。
コンデンサは電源を平滑するのに使うので、どうしてもかかる電圧が変動するものだからです。
ここで、容量変動の特性ですが定格電圧の何%変化するとこの程度変化するという特性です。
ここに、オーディオ用で使うためのひんとがあります。
つまり、極端に高い耐圧のものを使うとほとんど変化しなくなるのです。
高耐圧はセラミックコンデンサの得意な領域なので、1000Vや2500Vのコンデンサを使うと低い電圧では、ほとんど特性はが変化しません。
特性はX7Rのものをえらぶひつようがあります。
これを電解コンデンサと並列に入れると電源ラインのインピーダンスをさげることができます。
できれば貫通コンデンサを使うとなお良いです。
入手性の問題はありますが、世の中には存在する部品です。
ちなみに、容量変動が少ないと平気な理由はアルミ電解コンデンサも少なからず、この特性後あるので、それ以下であればアルミ電解単体よりも性能はあがるものなのです。
ちなみに、アルミ電解コンデンサは高い耐圧のものを低い電圧で使うと問題が多いので、絶対にやめた方がいいです。
これについては人によって色々と考えがあるので、絶対はないとおもいますが、逆に絶対ダメもないということだと思います。
セラミックコンデンサを使うときは基板に振動対策をすると1の問題も減らせます。
たまには電子部品について書いてみました。
音声用コンデンサ
投稿日:
執筆者:はざーど
まとめteみた.【音声用コンデンサ】
電子工作する人の中で、オーディオをやっている人はコンデンサの話がよく出てきます。コンデンサとは電荷を貯めることができるなど、電気回路にはなくてはならない素子ですが、これにもたくよく使います。フィルムコンデンサが本当はいいのですが、容量的な問題でアルミ電…