たまには電気系のことを書いておきます。(^-^)
今はデジタル回路でも多電源ということが当たり前になっています。
デジタルコア、デジタル、デジタルI/O、アナログ、アナログI/OなんてICも珍しくありません。
5系統、6系統も電源があると、電源投入シーケンスがあるので、制御ICをつかったり、それぞれ別のレギュレータを乗せたりするので、かなりバカにならないコストと面積がかかります。
最近の部品に多いのは、そういった外部コストを増やす方向にして、自社の部品が小さい、安いといっていることもあるのです。
ひどいときには、同じ電源を半導体チッの設計を簡単にするために、ICの足のいろいろなところにバラバラに配置していることさえあります。
集積化というICの目的からすると、これははっきりいってNGです。
わざわざ、配線密度が高くできない基盤上で接続して、それぞれのピンに電源の各種対策が必要になるから、非常にたちが悪いです。
周辺の電源がICの何倍にもなるケースはよく見てきました。
よく技術的に・・・といいわけしますが、どうなんでしょう?
各端子にEMC対策から、電源パスコンまで対策する必要があることを考えると、欠陥ともいえると思います。
まあ、それぞれの事情があるのはわかりますが、最近は無視されすぎで、その付けは消費者に返っている気がしてなりません。
特に日本メーカーがやりがちなんですけどね・・・・