インテルが第4世代のcoreシリーズCPUを出荷したようです。
初代core
第2世代:Sandybridge
第3世代:Ivybridge
第4世代:Haswell
と進化しましたが、今回は新設計のCPUのようです。
デスクトップ版ではパフォーマンスが5%ぐらい延びているようです。
また、グラフィックはかなり強化したようで、3Dのゲームもある程度できてしまうそうです。
しかも、最上位モデルはDRAMを内蔵することでさらにパフォーマンスが上がるGPUになっているという話です。
今回のCPUは新設計ですが、パフォーマンスだけでなく消費電力に重きが置かれています。
GPUパフォーマンスと消費電力はインテルや他のメーカーが非常に危機感を抱いている証拠です。
実はPCの出荷台数は去年に比べて10%以上も落ちています。
市場が縮小している理由はもちろん、スマートフォンやタブレットです。
これはマイクロソフトの動きからもわかるとおり、Windows8はタブレットをかなり意識して、しかも軽いPCを作るためにOSのメモリーや動作の最適化にも重きが置かれています。
このことで、ATOMのパワーと2GBのメモリーでもそこそこ使えるタブレットが完成しているのです。
ただ、ATOMはメモリーが2GBしか積めないことやパワーが貧弱であるためインテルとしては主力にはできないCPUです。
現にcoreシリーズのタブレットも出てきていますが、ATOMのタブレットに比べて2倍の重さになっています。
今回のHaswellはこのSOC化にも焦点を当てており、製品もランクによって分かれて、SOCになったタイプも登場するといわれています。
こらにより、ARM CPUとパフォーマンス対決で肉薄しているATOMではなく一段高い性能で軽いPCを作ろうとしています。
coreシリーズはWindows8を動かすグラフィック性能はもちろんのこと、確実にARMのTegraを意識していると思います。
ここで、突き放さないとARMのグラフィック性能やCPU性能は大幅にあがってくるからです。
もし、WindowsがAndroidに負けることがあった場合、マイクロソフトだけでなくインテルもやばくなるということです。
実際に搭載されたPCが出てくるのには少し時間がかかりそうですが、非常に楽しみですね。
7インチのWindows8タブレットの登場もあながち夢ではないかもしれませんね。
インテルが第4世代core (Haswell)CPU出荷開始
投稿日:
執筆者:はざーど