前回、IoT:世の中はIoT祭り状態という話を載せましたが
では、IoTは何ができるのか?になると思います。
あくまでモノがインターネットにつながるということなので、
これでは何もできないというのが正解でもあり、不正解でもあると思います。
会社で「IoTを使って何かをやれ」、「IoTを事業化しろ」という話を聞きますが
実はこれは変な話なのです。
何しろIoTは手段なので、手段を決めて取り掛かるということは本来であれば
本末転倒な話なのです。
IoTを使え!は正しくないか?
「IoTを使え」というのは正しくないかというと、実は言葉に隠された意味があります。
モノをインターネットに接続する技術がでてきたので、技術の可能性を見極めることでもあります。
とはいえ、インターネットに接続する料金やクラウド維持費、各種システム構築費用がかかります。
なので、本当にやるべきなのかは、十分に検討する必要があります。
また、本業がうまくいかないので、IoTで挽回というのは簡単ではありません。
IoTで盛り返す可能性もないとはいいませんが、
IoTは手段なので、投資をして本業の価値を上げる、または新規事業を立ち上げるということになります。
投資をして維持費を払いながらリターンを求めるので、見極めも重要ですが
IoTには多種に渡る技術が必要なので、全て自前でやらずにパートナーを見つけてスモールスタートで実行するべきです。
IoTの話に興味がある方がいたら、続きを書くかもしれません。