今のノートパソコンはSSDの利用が非常に増えてきたと思いますが
SSDを選ばない人もいます。
これには大きく分けて2つあると思います。
まずは容量の問題。
今のSSDは生の単価でも128GBで13000円、256GBだと25000円ぐらいですかね。
まあ、製品の性能などによっても値段が異なるのでざっくりですが
こんなもんでしょう。
HDDは2.5インチで1TBであれば10000円を切ります。
実際に必要な容量としてはWindowsシステムとソフトウェアでだいたい30~40GBといったところですかね。
まあ、人によっては違うかもしれませんが、概ねこんなもんではないでしょうか?
最近のノートPCにある128GBぐらいのSSDだと残りが80GBぐらいです。
スマートフォンですら32GB、タブレットなら64GBぐらいあるわけで
ノートパソコンにituneでipadのデータを入れるともれなく残りが10GBということで
タブレットのバックアップが取れない状況が生まれます。
2つ目はSSDは寿命が短いということです。
現状のSSDはMLCタイプと呼ばれるものかTLCタイプが使われていますが
実際には寿命が怖いということです。
ライトなユーザーであればすぐには壊れないと思いますが
3年程度しか考えていないメーカーと5年ぐらいは最低使いたいと思っているライトユーザーで温度差があります。
さすがに5年となると寿命が心配なところですね。
ヘビーユーザーともなれば1~2年ほどで壊してしまうそうです。
しかも、壊れるとデータは失われる点も怖いところですね。
そこで登場するのがハイブリッドHDDというもので
キャッシュに寿命の長いSLCフラッシュメモリを使用し、データはHDDに記録するものです。
もちろんHDDに記録されているのでフラッシュのような寿命の心配は軽減されますし
キャッシュがフラッシュなのでSSD並のスピードが期待出来ます。
1TBで13000円という値段からも、これからの採用が増えていくんじゃないですかね?
SSDとHDDで悩んでいる方はハイブリッドHDDも選択肢に入れるといいと思います。
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