PS4のメモリー容量が8GBが多く感じる人がいるかもしれませんが、これには大きく2つの理由があると思います。
まず、グラフィックコアを統合したAPUであるためメモリーをグラフィック用にも多く使うこと。
さらには容量が多いことでシステムを多機能にして常駐してもゲームに影響がなく動くこと。
しかもメモリーが多ければロードを減らすことができ光学メディアのゲーム機では快適性が大きく向上します。
こういった容量の問題が一つ。
次にメモリーチップを多く積んで並列アクセスすることでメモリー帯域を増やすためです。
CPUが8コアあるだけでもメモリー帯域は非常に厳しくなります。キャッシュでの隠蔽にも限界があるためメモリー帯域は必須です。
次にグラフィックコアからのアクセスで、これはメモリー帯域がもろに性能に影響を与えます。
しかも、CPUと共有しなくてはいけないので、それもかなりネックになります。現にPS4のメモリーはGDDR5とグラフィックに特化しているようです。
パソコンでもAPU搭載時にはメモリーの速度を上げることでグラフィックの性能に直結するのが常識になっています。
いずれにせよメモリーが8GBというのは価格からも驚くべき容量ではないと思います。
PS4のメモリー容量
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執筆者:はざーど