ヘッドホンアンプを作る中で、色々と今回は真面目に設計しています。(笑)
オペアンプはある程度決めたあとは、やはり電源になります。
どうしても性能の良いオペアンプを使おうとすると、±の電源が必要になりますね。
でも±電源を作るのはなかなか面倒なのと、スイッチング方式で作ったときにはノイズも気になります。
±電源の問題点は
・マイナス電源を作るのは複雑になる。
・スイッチング方式ではノイズが気になる。
・電源投入時のポップノイズが出る。
こんな問題がでてきます。
ACアダプター2個使う方法や乾電池を使う方法もありますが、似た問題に直面します。
まずは、オペアンプ周りのコンデンサには、超低ESRのコンデンサを選んでいます。
世界トップクラスのESRで、調べてみたら新製品のようで
部品を取り寄せるのもなかなか大変でした ^^;
色々と音質を調整していくと好みが出てきますね。
自分の好きな音質もそうですが、ヘッドホンで調整していると、どうしてもそのヘッドホンに合う調整になってきますね。
今回のヘッドホンアンプ開発のために、別のヘッドホンも買いましたが、全然印象変わりますね。
買ったヘッドホンはアシダ音響製の「ST-90-05」というヘッドホンです。
あまり馴染みがない会社かもしれませんが、スタジオ音響製品などを作っている会社で
ちょっと無骨な形ですが、価格が安いわりに音質がいいです。
シンプルなので、軽量なので、かけていても疲れない点もいいですね。
2つの基準があると、逆に調整に悩みますが・・・・ (^_^;)
ここまでこだわって作り始めると、周りの人の評価も気になりますね。
複数作ったら、欲しい人いますかね?