ドコモから新料金プランが発表されました。
プランがスタートするのは2019年6月からです。
発表になった直後から安くないのでは?高くなってないか?ごまかされている気がする?という感じがする人もいるようで、ちょっと解説したいと思います。
安くなってないのではないか?という疑問については、「人によってが正しいとおもいます。」
安くなる人はデータ通信が少ない人と大容量通信をする人だと思います。
今回のポイントはシェアパックと言われる家族でパケットを分け合うことができなくなった点です。
それぞれの人が、パケットを選ぶ形になりました。
家族で契約した場合3人以上であれば、基本料金が1000円引きになることが家族割ということになります。
ギガホとギガライトの違いは、
ギガホは大容量で定額、ギガライトは小容量の人の段階性です。
なのでギガライトで7GB使う人はギガホで30GB使う人と料金が同じになります。
では、どんな人が安くなるのでしょうか?
今まで1GB程度しか使わない、超ライトユーザーと
30GBのパックを契約しているような超ヘビーユーザーです。
それが本当に4割、料金を引き下げたと言えるの?と思うと思いますが
これにはドコモのユーザー層が関係しています。
ドコモの例を見ても分かる通り、超ライトな0.5GBのユーザーと15GBのヘビーユーザーが入っています。
家族で3回線以上契約していることが前提ですが、5GBぐらいの人は少し安くなると言った感じです。(実質、変わらない人もいると思います。)
ドコモのユーザーには、NTTブランドがあることから、シニア層が多く存在しています。この人達はライトユーザーの人が多いので、0.5GBに相当します。
この人達が、7000円ぐらい払っていれば、2000~3000円になれば5割以上安くなることになります。
5~6GBの一般層の人は少しだけ安くなる程度です。
ヘビーユーザーは4割り程度やすくなります。
つまり、平均すると4割ということです。
こうなると使い倒すか、使わないようにするで、決定的に価格に差が生まれると思います。
ここで落とし穴は端末の割引がなくなる点です。
現在、iPhoneを3000円前後で2年間の分割している人が5000~6000円払うことになります。
つまり、そのままでは料金のトータルはあまり変わらない可能性があります。
スマホを買い換えない人も増えていますが、このようにiPhoneの価格が高すぎて、負担できない人も増えていることから、Androidのシェアが急速に伸びています。
特にミドルレンジからローエンドあたりの端末に人気が集まっているようです。
これは、SIMフリーの安価なモデルが売れていうる点や、
iPhoneが売れなくて、中国の工場で5万人リストラなど、社会情勢にも現れてきていると思います。
ドコモは新プランに移行していくので、選ぶ必要がありますが
1GB程度のライトユーザーと30GBなどのヘビーユーザーはすぐにでも乗り換えましょう。
これからは、通話し放題が要らなければ、MVNOなどの格安SIMを選ぶ人が増えてきそうですね。
機会があったら、格安SIMとミドル~ローエンドの端末も紹介したいと思います。