人気のあるゲームの中でゾンビクラフト系で7days to dieというゲームがあります。
PS4でも出ていますが、PC版のほうが機能的にも先行しています。
このゲームをパソコンでやりたいと思う人が多いようですが、かなりパソコンのスペックを要求するので
ゲーム用にパソコンを購入した人などでないと難しように思われますが、果たしてどの程度のスペックがあればいいのか
最低スペック以下のパソコンにインストールして実験してみました。
試したのは2種類でLenovoのX230というパソコンで企業向けによく使われていたようで、今は中古でかなりの玉数が出回っているパソコンです。
もう一台は自作のPCです。
最近はパソコンのスペックの底上げと、速度進歩が鈍化しているので、この程度のパソコンでもかなり使えるので、今でも現役としている人も多い環境かと思います。
まず、X230ですが
CPU:Corei5-3220M(2.6GHzデュアルコア)
メモリ:8GB
グラフィック:CPU内臓のIntel HD4000
SSD搭載
という構成になっています。開発用環境なのでメモリーを多めにしてあることで動作が期待できます。
グラフィック設定は7day to dieのゲームに入る前に最低にしておきます。
ポイントはVSyncという画面同期をOFFにすること。これで動作速度向上が期待できます。
1366✕768では20FPS程度出ればいいほうですが、動作はしました。
ですが、マウスを動かしたときのタイムラグがひどく、ゲームをするのは厳しいい状況です。
そこで、解像度を800✕600まで落としたところ、タイムラグもほぼなくなり、ゲームができそうな速度になりました。
CPU内蔵ということでメモリー共有のデメリットもあるので、解像度をもろに聞いてきそうです。
次に自作PCですが
CPU:Phenom2 X945(3.0GHz クアッドコア)
メモリ:16GB
グラフィック:RADEON HD3850
です。自作したのは6~7年前なので、かなりスペックは低めです。
動作させたところ、やはり解像度を落とさないと厳しいようで、1024✕768ぐらいでゲームに支障がないレベルのようです。
画面を見てもわかるように、解像度を落としている点とテクスチャークオリティが良くないので、かろうじて動作している感じです。オブジェクトを破壊するときのヒビなども見づらい状況で、道具の説明文は日本語化すると読むのも厳しい状況です。
低スペックPCでも解像度などを落とすことで動作はさせられるようです。
やはり、メモリーを多めに積んでいるので、メモリーが足りなくて落ちるという自体を避けられることが大きなポイントだと思います。
メモリー不足で起動しない場合には設定うんぬんの話ではありませんので、メモリーが最優先かと思います。
また、グラフィックについてもグラフィックボードに機能がついていないので対応していないこともありますが(DirectXの世代など)、グラフィックメモリーの容量が足りないことも起動できなくなる一員になります。
今回の環境もゾンビなどのオブジェクトが増えたときに落ちない保証はないので、そのあたりは自己責任になりそうです。(7days to dieはそもそもグラフィックメモリー1GBが最低条件なので、最低条件を満たしていません。)
今回のスペックの目安ですが
Phenom2 X945もCorei5-3220Mもコア数は違いますがPassmarkのベンチマークスコアで3000前後とほぼ同等の性能で、
グラフィックの演算性能はIntel HD4000が250~300GFlops程度、Radeon HD3850が350GFlops程度のものですので、似たような環境の場合にはこのあたりが参考になると思います。
とはいえ、快適とは言えず本当に楽しみたい人はやはりゲーミングPCのようなもの、もしくは今回の環境にグラフィックボードだけ少しいいのをつけるといいと思います。
通常のPCを選ぶ際にもメモリーを多めに積んでおくことをオススメします。また、今の時代なのでメモリーが増やせるように64ビットのOSを選んでおかないと後悔することになると思います。
機会があれば、他のゲームなどでも試して見たいと思います。