ギガイーサネットを導入して、しばらく使って見たので
使用感をレポートしようと思う。
よく使うファイル転送はテレビの録画を録画専用機で録画して
メインPCやノートPCへ圧縮や視聴のために送る。
録画専用機はCeleron333MHzにカノープスのMTV2000を実装したもので
この状態でも録画ができるのでハードウェアエンコーダの実力が十分に生きている。
録画データはMPEG2 CBR 5Mbpsを使っている。
このぐらいのビットレートでもカノープスのキャプチャではかなり画質が良い。
特に不満は感じていないので、この環境を使用している。
ただし、Celeron333MHzでは再生が厳しく、コマ落ちだらけになる。
録画ができて、再生ができないのはかなり不思議な感覚である。
HDD容量の関係でメインPCに定期的に転送しているのだが、このときにはCeleronが足を引っ張って
転送速度が若干伸び悩む、だいたい16MB/s~ぐらいである。
その後、ノートパソコンにも転送することがあるのだが、メインPC⇒ノートPCではかなり速度が
でて、23MB/sを超える速度がでる。
この速度は実はネットワークの限界ではない。
ノートPCへのHDDの転送が間に合わず、速度が低下しているのだ。
これでも、1GBあたり40秒~50秒程度で転送ができるため、以前よりはかなりマシになり
こまめにファイルを移動するのが面倒くさくなくなった。
ここで、OSのコピー機能を使用するのは厳禁である。
Windowsはかなりバカなので、大量のファイルコピーをするとメモリーをキャッシュとして使いきり、
さらにスワップが発生し、大幅に転送速度が低下、さらには後の動作が遅くなるなど
最悪の状況を招く、Windowsはキャッシュの使い方を考えていないOSなので仕方がないかも・・・
そこで、ここにあるFastCopyというソフトを使うと、OSのバッファを使用しないことが大きく効いて
ファイルの転送が早くなります。
さらには、転送を続けても速度の変化がなく、非常に便利である。
http://www.ipmsg.org/tools/fastcopy.html
Windows標準のコピー機能は使わないことをオススメします。