スマートフォンの電池が持たない理由にはくつかあります。
1、画面が大きく消費電力が大きい
2、処理能力がフューチャーフォンよりも高い
3、ブルートゥース、Wi-fiなどついている機能が非常に多い。
4、頻繁な通信を行う。
実はこの中でも4の通信というのがクセモノです。
他のものは技術的な進歩により改善の方法が多数あるのですが、通信の際のアナログ回路部分は
削減が非常にしづらいのです。
大体、最後のAMP部分の効率は25%前後というところでしょう。
出力は平均で0.3W程度です。
そうすると1.2WもAMPで使用するのです。
他の部分も合わせると送受信回路で1.5W以上は使用しています。
スマートフォンのバッテリーが3.8Vの200mA程度なので、電源効率を加味すると
通信だけで5時間も持たない計算になります。これにCPU、GPU、wi-fi、Bluetooth、液晶、センサー
色々な物を含めるとフル稼働で2時間~3時間というのは当然の話になってしまうというわけで
バッテリーの話でした。