AFの種類には思に2つあります。
位相差AFとコントラストAFというものです。
位相差AFはピントが奥にずれているか手前にずれているか?どのくらいずれているか?がわかります。
そのため、高速にピントが合わせられます。
コントラストAFはぼけているか、あっているかしかわかりません。
最近は予測技術のようなものを多少はあるようですが、基本的にはピントをこまめに前と奥に動かして探索するしかないので、遅いのとスムーズなピント合わせはできません。
位相差AFのほうがいいことは間違いないですが、位相差は専用のセンサーが必要で
デジカメの場合には普段は撮像センサーに光が当たっているので、位相差AFはできないということになります。
そのために一眼レフでは反射ミラーで撮像とAFを切換えることをしています。
ソニーに透過ミラー方式以外では動画撮影中に位相差AFがつかえないのではこういった理由です。
CANONではこの弱点を克服するためにEOS KISS X6i以降では撮影するセンサーの一部を犠牲にして
そこに位相差センサーを埋め込むことで、動画撮影中にも位相差AFが使えるようになりました。
犠牲になった画素は近い画素から補完されるみたいですけどね。
これからのデジカメは位相差が当たり前になりそうですね。