最近、AMDが絶好調のようです。
ノートパソコンではAMDはシェアは皆無に等しかったのですが
Ryzenの登場から状況が一変しているようです。
ノートPCでのシェアが20%まで増加しているようです。
半導体プロセスはインテルが10nm、AMDが7nmを利用していることと
やはりZenアーキテクチャが優秀だった点もあると思います。
コロナ渦の影響もあって、テレワーク用のパソコン需要も伸びているところに
性能がよく、安価な製品を投入しているAMDがシェアを伸ばしているようです。
インテルCPUも10nmのキャパの問題で、どうしてもCPUの数が不足するという側面もあり
AMDがシェアを伸ばすのには、絶好のタイミングだったようです。
デスクトップではAPUが絶好調
デスクトップでは新APUが出てきており、
「Ryzen 7 PRO 4750G」
「Ryzen 5 PRO 4650G」
「Ryzen 3 PRO 4350G」
Zen2コアを搭載しておりながら、グラフィック性能も向上しています。
グラフィック性能は、ゲームとの最適化相性もあるため、一概には言えない部分がありますが
最上位のRyzen7 4750Gは2TFlops程度の性能があります。
2TFLOPSというのはGeforce GTX1050相当ぐらいの性能です。
バリバリゲームと言うよりは、ライトにゲームをするユーザーレベルかと思います。
もともと、APU自体がそういうものだと思いますが、
やはりグラフィックボードの完全代替は難しそうです。
今回のCPUがヒットするかもと思っています。
今までのAPUはCPUの性能も劣っていて、グラフィックも性能が低いというのが常識でしたが
今回のCPUは結構、実用的かと思います。
・CPU
CPUが4コアではなく、8コアになっているところです。
CPUの性能が低いことも常識ではなくなり、8コア搭載であれば、
本格的にいろいろなこともできると思います。
・グラフィック
グラフィック性能がGeforce1050相当ということは、
おまけレベルを超えつつあると思います。
PS4のグラフィックレベルを超えているので、お気軽ゲームであれば問題ないと思います。
今回のAPUがすごい点は、消費電力かと思います。
これだけのものを詰め込むと発熱も多くて、扱いにくいものになりそうですが
これでTDPが65Wということです。
実際のレビュー記事を見ても消費電力が低いことがわかります。
TDPが低くて、消費電力が低いということは小型化が容易であったり、静かになるということです。
小型で本格的なベアボーンなどの登場が楽しみなCPUだと思います。