ドコモのLTEサービスであるXi(クロッシィ)サービスが始まってようやく1年ぐらい立ちますね。
データ通信専用端末だけでなく、スマートフォンもでてきたのでようやく普及ですね。
LTEというのは3.9Gと呼ばれてLTE Advanceという4G(第4世代)携帯電話への繋ぎの企画です。
3.9Gとはいいつつ、3Gとは接続性を考慮されているということに過ぎず
変調方式など非常に4Gに近いものです。
4Gはさらに技術的に高いレベルを求めていて1Gbpsの理論スピードを追求しています。
3.9Gの目指すところは150Mbps程度ですが、現状は2GHz帯のFOMA帯域を削っているので
屋外で50Mbps、屋内でも75Mbpsしかでません。
本格的にLTEが始まるのは1.5GHz帯がLTE用に割り当てられてからですね。
ここまでのスピードがいらないという人もいますが、このスピードはみんなでわけあって使うトータルスピードなので
実際にはそんなには出ないと思います。
また、スマートフォンの普及で何もしてなくてもフューチャーフォンを普通に使用しているのと同じぐらいの通信を裏でしています。
iphone4Sなどは裏で相当な通信をするのです。
これからスマートフォンの普及やクラウドの普及で相当な帯域が必要であり
3.9GのLTEでも耐え切れないデータ量になることは確実なのです。
電話が繋がらない事態を避けるためにも、wi-fiに逃すなどの対策をとっていますが
それでも根本的な解決に至っていないので、4Gは必須の状況なのです。
スマートフォンのデータ通信のあり方まで変える次世代通信は動向として非常に重要ですね。
ドコモLTEの状況
投稿日:
執筆者:はざーど