以前はライオンの超音波電動はブラシを使っていてなかなかよかったのですが
3年ほどで壊れたこともあって新しい歯ブラシとしてフィリップスの電動歯ブラシを使用しています。
今は超音波歯ブラシを作る会社は殆どなくなってしまい、音波振動になってしまいました。
今回は2機種目に買い換えたのですが理由がバッテリーがおかしくなったからです。
フィリップスの歯ブラシ自体は振動幅や強さなどはなかなか素晴らしいです。
設計思想的には昔のライオンのほうが良かったです。
ライオンの歯ブラシはすべてニッカド電池でした。今回のフィリップスはリチウムイオン電池。
たしかに容量の観点ではリチウムイオンがいいです。
ですが、電動歯ブラシのように使ったら常時充電しておくような場合には、微小電流での充電のほうが電池にやさしいのです。
ライオンの電動歯ブラシは10~20時間かけて充電します。使用しても空になるわけではないので、これで十分に満充電できます。
フィリップスは3~6時間で充電するそこそこの充電スピードです。
また、リチウムイオンはからの状態や満充電の状態がもっとも劣化します。
ニッカドは微小充電で充電し続けて満充電するのに適した電池なのです。
そのためライオンは3年たってもまったく電池には劣化を感じませんでした。
フィリップスの歯ブラシはわずか1年程度で電池が駄目になり、充電しても使いはじめると充電切れになってしまいました。
これはなんでもリチウムイオンという選択が失敗だと思われます。
フィリップスの歯ブラシは3日や4日ぐらいでは電池切れにならないので、充電せずに使って切れてから充電するほうが歯ブラシにはやさしいです。
使おうと考えている人は要注意ですね。