今月の16日にNVIDIAがミドルエンドグラフィックカードを発表したそうです。
ハイエンドからメモリ帯域のみを削減したようですが、まあいつもの話程度で流そうとしていたのですが
ちょっと下記の発表内容を見て思ったことがあります。
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米NVIDIAは16日(現地時間)、ミドルハイクラスのGPU「GeForce GTX 660 Ti」を発表した。
5月に発売になった、GeForce GTX 670とほぼ同じ仕様で、メモリバンド幅のみ縮小。NVIDIAから希望小売価格は公開されていないが、価格はミドルハイクラスに引き下げた。
主な仕様は、SP数が1,344基、ベースクロックが915MHz、ブーストクロックが980MHz、テクスチャユニット数が112基、ROPユニット数が24基。メモリは192bit接続のGDDR5 2GBで、クロックは6,008MHz。メモリバンド幅は144GB/sec。
製造プロセスは28nm、トランジスタ数はGTX 680と同じ35億4千万。電源は6ピン×2で、TDPは150W。厚さは2スロットで、ディスプレイインターフェイスは、デュアルリンクDVI×2、HDMI出力、DisplayPort。
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引用元:Pc Watch NVIDIA、GTX 670と同じ1,344SP搭載のGeForce GTX 660 Ti
あっという間にトランジスタ数が35億個を突破していました。
これは微細化とウェハーの大型化で徐々に上がってきた数字ですが
約10年前に登場したAthlon64シリーズが1億トランジスタということで35倍にもなっているんですよね。
単純にはいかないですがm,35コアCPUも作れないことはないということですね。
(パフォーマンスを出したり、消費電力の問題を解決するのは別問題ですが)
最近は、ここまで集積度が上がるとどうしても埋めなければいけない最低限のスペースがあり
これをすべてカバーするために機能を入れるということをしているようで。
インテルもCoreシリーズにグラフィックを統合したのもその一環とも言われています。
ちなみに最新のIvy Bridge、第3世代Core iシリーズは11億ぐらいのトランジスタらしいです。
最新のトランジスタ集積数
投稿日:
執筆者:はざーど