パソコンの進化は鈍化気味な傾向ですが、やはり3年ぐらい立ってくるとメカニカルトラブルも心配になります。
特にHDD周りは故障が最も多いところで3年を目安に交換するべきだと思います。
通常はパフォーマンスもいまいちだから買い替えってところだと思いますが
今のPCであればお金をそんなにかけずにアップグレード可能なんです。
まずはSSD導入。
ついこないだ起動ドライブだけですが、SSDにしました。
データ領域はコストパフォーマンスを考えてHDDのままです。
開発環境を動かす関係上、耐久性を考慮して240GBのINTEL530シリーズというものを導入しました。
SSDの信頼度ではINTELはトップだと思います。
容量の決め方ですが、SSDはウェアリングという書き込み箇所の平準化を行って寿命管理をしています。
その関係で空き容量が少しあったほうが寿命的に有利になります。
Cドライブの容量を60GB程度使っているので、80GBを選ぶということをすると、
空き容量が少ないため寿命や速度に影響します。
目安はデータをあまり入れないシステムドライブならば今使っている容量の2倍、他のデータもいれるならばそれに見合って大きくする必要があります。
私のの場合には70GB程度使用していたので、ブルーレイ書き込み時のイメージデータ50GBを足して120GB。
開発環境も兼ねているので寿命を気にして2倍の240GBを選びました。
OSからは220GBぐらいに見えるSSDです。
本当に早くなるのか?
確実に目に見えるぐらい早いです。
起動ドライブをHDDで使用していた時には起動時間は約6分30秒でした。
SSDへと交換すると1分30秒以下で起動しているので、約4倍のスピードです。
特に起動時は細かいファイルのやりとりが多いのでSSDの効果は非常に大きいです。
パフォーマンスを改善するならばSSDにさらにメモリーを多めに積んでRAMDISKを使用するのがオススメです。
RAMDISKにブラウザのキャッシュを置くとSSDの寿命にも貢献しますし、スピードも圧倒的に早いです。
ベンチマーク
一応、ベンチマークもとっておいたので、導入したい人は参考にするといいと思います。
まずはHDDです。容量の半分ぐらいを使用しているので速度の低下も大きく4KBアクセスは悲惨です。
INTEL 530 240GBのSSDです。素晴らしいスピードです。
特に体感速度に効いてくる4KBアクセスがめっぽう早いです。
最後がRAMDISKです。これはメモリー帯域とCPUパワーも影響する領域ですが
これは別次元ですね。
ブラウザのキャッシュには非常に効果があるので、ぜひ、メモリーを8GBなり16GBに増設して2GBぐらいは割り振ってあげるといいと思います。