5Gエリア
5Gのサービスが始まってから1年ほど立ちましたが、
エリアが狭いので意味がない?とか色々と話しがあるかと思います。
そこで、IIJmioのギガプランが5Gオプションという5G通信ができるオプションが登場したので
今回5Gを試してみました。
色々と設定したのは下に書きますが、まずはこんな感じになります。
5Gで通信していると、こんなアイコンになります。
実際に効果があるかというと、MVNOでは効果が非常に限定的です。
ここは、気が向いたら、そのうち解説したいと思います。
今回はエリア的なところでいうと2021年6月現在だと、大きな駅には入っているんじゃないでしょうか?
ドコモのエリアマップに入っていないところでも、実は5Gで通信できるところは結構あったりします。
実際に最寄り駅でもエリアマップには入っていないのですが、5Gの通信になっていました。
5G通信に対応するためには
5G通信をしたい場合に必要な項目を紹介します。
今回はIIJmioの場合をご紹介しますが、基本的には似ていると思います。
必要な項目
1、5Gに対応したスマートフォン
2、スマートフォンがVoLTE通信ができること
3、IIJmioの場合にはギガプランと5Gオプション
1、5Gに対応したスマートフォン
5Gの中でも対応周波数というものがあります。
5G通信ができる周波数で、主に使われている3.5GHz ~ 4.5GHzにあるn77 , n78 , n79というバンドがあります。
n77 , n78は対応している端末も多いですが、n79は少なめかと思います。
n79がドコモだけになりますが、iijmioのドコモ回線の場合には対応しておいたほうが、無難ではあります。
それ以外にミリ波の周波数帯があり、n257というバンドが日本向けになります。
ただし、ミリ波に対応した端末は非常に限られているのが現状です。
ミリ波は実装なども含めて非常に難しい技術が必要で、性能評価をするのも簡単ではありません。
対応している端末は少なくエリアも狭いですが、帯域が広く取れるので超高速通信が可能です。
1Gbpsを超えることも可能で、混雑した駅などでは強力な通信が可能です。
2、スマートフォンがVoLTE通信ができること
スマートフォンの通話では、VoLTEという、LTEの電波で通話するものがありますが
こちらに対応していることが必須です。
LTEで利用されているときにVoLTEになっていない場合には、
3Gフォールバックという3Gで通話をする仕組みになっています。
ところがIIJmioの5Gオプションもそうですが、基本的には3G通信ができません。
そのため、通話だけでなくつながらない現象が発生します。
特定のスマートフォンはVoLTEに対応していないものもあるので
一部の機種は改造のようなことをすることでVoLTEにできるものもありますが
5G対応でも使えない機種があるということになります。
心配な方は動作確認済みの機種を選ぶことをおすすめします。
3、IIJmioの場合にはギガプランと5Gオプション
IIJmioの場合にはギガプランに変更する必要があります。
まあ、価格的にもギガプランのほうがお得なので、基本的にはギガプランでいいと思いますけどね。
その中で5Gオプションを有効にすることで5G通信が使えるようになります。
オプションは無料になっているので、ここはいいですね。
注意点としては、VoLTE非対応だったり、互換性問題が出ると
5Gにならないだけでなく、圏外になって通信が一切できなくなります。
IIJmioの場合には5GオプションのON/OFFは
9:00~20:00の間しかできません。
19:55などに5GをONにしてしまい、うまく通信できなかったときには、翌日まで使えない事態が発生します。
そのため、5Gオプションを試すときには、必ず下記の注意点に気をつけましょう。
・時間には余裕を持って行う(9:00~20:00)
・Wi-FIなど携帯以外の回線があるときに行う。(モバイル回線で、通信ができなくなると復旧できないです)
・切り替えたあとは通話、データ通信をチェック(VoLTEとのからみがあるので、かならずチェックしましょう)
通信速度としてはIIJmioでも下り100Mbps近く出ているので、LTEの電波側の混雑の解消には役立ちそうです。
ただし、MVNOの仕組み上、ドコモのようにフルスピードは出ませんし
LTEと5Gで速度差がつかないことがほとんどだと思いますので、ここは誤解しないほうがいいです。
次世代通信が身近になりだしているので、使える環境にある人は是非、利用しましょう。