システムドライブ用に導入した320GBプラッタ採用の高速ドライブですが
2ちゃんねるなどで話が出ているのですが、非常に不安定になることがあります。
この問題は同じ電源ラインに複数のHDDを接続したときに
ST3320613ASが認識しない、遅くなる、不安定、さらにはMBRが破損するなど問題が発生します。
電源系統が別になると発生しなくなるということもあるようです。
ですが、私の環境では電源を別系統にしても少し問題が発生します。
おそらく電源周りのノイズが問題だと思ったので電源フィルタを自作し挿入してみたところ
かなり改善しました。このことから電源ラインのノイズは間違いないようです。
自作フィルタを強化すれば問題を回避できそうな気もしますが、起動ドライブなのでこのままではかなり不安です。
そこでST3640323ASを買ってきました。
これは同じ320GBプラッタの製品で2プラッタを使用した製品です。
この製品は同じ電源ラインにHDDを3台つけても問題がなかったので、
おそらくST3320613AS固有の問題ですね
ここで気になったのは制御基板ですが、あきらかにサイズが違います。
1プラッタと2プラッタとでそんなに制御基板が変わることはないと思います。
大きく変わるのは電源系だと思います。
電源が増えることもあると思います。
基板をよく見ると熱を逃がすためのレジストの内部分が一カ所増えています。
これはレギュレータや電源ICの可能性が高く、電源が強化されているんですかね
スルーホールも増えているので、パターンも複雑化しているとおもわれます。
基板を外してみないとこれ以上の正確なことはいえないですね。
現状では、交換してからは一切問題がおきていません。
ちなみに320GBははずして、一緒に購入してきたHDD CASEに納めてあります。
システムのバックアップとしてしばらく残しておいて、あとはバックアップドライブですね。
これだけ問題がある製品を販売している理由がよくわかりませんね。
ただ、HDDが一台では問題が起きないことから、SATAの制御ICやHDDのモータから出るノイズが
特定の周波数がでており、それが動作に支障を与えるというところでしょうか?
がっつりと高周波から低周波まで効くフィルタを作成すれば回避できそうな気がします。