こんな記事を見て納得しました。
なぜソニーだけが復活できないのか? (THE PAGE) – Yahoo!ニュース.
SONYは昔よかっったのは、ほかと比べて圧倒的な品質があり、他社では購入できないものだったからというのがあったと思います。
ウォークマン、MD、コンポの品質が一つ上でしたが、デジタル化と他社の追従によりどんどんと違いが明確にならない時代になりました。
実際にはSONYの製品は性能面で一つ上だと思いますが、全体のレベルが高いので
昔ほどはっきりとした違いが出ないように思えます。
AIWAを持っていた頃は、安い製品と明確にブランド分けができていたのですが、AIWAをやめたことで
高級なのか安いのかはっきりしない状態で、価格では負けるし、性能的にも微妙になってしまいます。
しかも、他社が色々な分野や製品に利益を分けてリスク回避をしながら、小さな利益を積み重ねている状況で
特に日立などはいろいろな分野を持っているので、それがしやすいようで業績回復も早かったです。
外資では一つに集中し、利益率をよくするために集中することがよしとされていますが
ソニーはそれを守って、一向にやめようとしません。
しかも、一発逆転を狙っているように外から見えてしまい、テレビはヒットすれば台数が大きいので利益が大きく出る。
スマートフォンはiPhoneぐらいのヒットが出れば大きく利益でて・・・という感じで
柱の事業に集中的にお金を使い一発逆転を狙っているようです。
しかも、明確に勝てるシナリオがない事業を他社が儲かっているからと集中しているようです。
株価も一日で8%も下落して、もう底抜け止まらない印象があります。
早いところ、利益分散で最低限の利益確保をするべきだと思うんですけどね・・・・
日本を代表する企業なので、大企業スタンスではなく中小企業的なやり方で社員の力を引き出してほしいいですね。