HDDが壊れたと書いたのですが
最近のHDD事情ですが、昔とはかなり違う状況になってます。
昔はSeagateの信頼性が高く、ついでHITACHI(旧IBM)でした。
IBMは昔、訴訟問題になる設計ミスをしてからは高信頼性分野では少し敬遠されているようです。
HITACHIに売却したことは少し、いい効果があったかもしれません。
Western Digitalは昔はたまに問題を起こしていた会社です。
現状はメーカーの再編などが進み、どの会社もかなりのレベルにあると思います。
再編が進んだ上での問題は、工場が多くなりすぎたり、会社が大きすぎることが問題です。
Seagateは経営がやばくなり、リストラや工場閉鎖をすすめていますが
リストラ等は効果的に見えますが、製造技術や研究技術などが失われるという問題があります。
最近、Seagateは品質のばらつきがかなり大きくなったと思います。
さらに設計不良と思われる現象や動作が見受けられ、明らかに会社に歪がでています。
現に、SEAGATEを買っていて、昔は相当使い込んでも壊れることなど皆無でした。(10台以上はつかっていますが・・・)
最近は、5台中3台は壊れていると思います。
もちろん、HDD自体が技術的に難しくなっていることも問題ですが・・
HITACHIは赤字ですが、大幅なリストラはすでにやりつくしている感があるので
値段は下がらない問題はありますが、大きな問題は話にあがりませんね。
HITACHIの課題は価格とボリュームでしょうか?
WesternDigitalは最近は品質が少しよくなったと思います。
研究費や会社の規模、工場の数などが幸いした感じなのですかね?
この不景気な時期にバランスがよかったのではと思います。
最近、非常に勢いがあると思います。
HDDも技術の延長ではなく、ブレークスルーが必要になり
大容量化が鈍化している感じもしますが、家電などにも使われるようになり
出荷台数5億台ともいわれるHDD市場は、リスクが大きくなっていると思います。
もう少し値段が上がってでも、メーカー側が安定して欲し気持ちがあります。
価格が500~1000円あがっても、品質がいいHDDが欲しいですね。
失われるデータに比べれば、安いものです。
1000円あげれば5000億が各メーカーにばらまかれることになるのですから
それで、品質のいいものを作って欲しいです・・・