あまりの暑さにエアコンの使用率があがりますが、エアコンは電気代も馬鹿になりません。
そこで、エアコンの効率を上げることを主眼において考えてみました。
空気を循環させることで効率があがるので、扇風機を回すというのも手ですが、
サーキュレータを使用することをおすすめします。
扇風機とサーキュレータの違い
簡単に違いを言ってしまうと、扇風機は人間が風を浴びるためのものサーキュレータは空気を撹拌する目的です。
・扇風機の風は拡散しやすい性質があるので、人間には快適に感じやすいです。
・サーキュレータは直線性が高い風を送るので、遠くまで風の勢いが弱まりにくく撹拌能力が高い。
概ねこんなかんじです。
サーキュレータや扇風機の音
夜中に回していると音が気になりますが、音の原因はいくつかあります。
・ACモーターとDCモータ
コンセントの電気を直接使用するのはACタイプで簡単な構造ですが、消費電力がちっぴり高めで音も少しうるさいです。
DCモータはACアダプタでDCにした後に使用する方法です。技術進歩により消費電力が少なく音も静かになりました。
・羽根の形状と精度
モーターにより静になるといいますが、実はモーターより需要な要素は羽根の形状と精度です。
羽根の形状により音を静かにしたり、風の質を変えたりでき、日本メーカーなどは流体シミュレーションなんかを使っていたりします。
あと、加工精度が重要で羽が回った時に芯がぶれている扇風機は音がうるさいです。
静かで高価な扇風機は見事なほどにブレがないので静かになりますし、振動もなくなります。
・羽ガード
指を突っ込んだりしないように羽にガードがついていますが、これが風切り音につながり音を発生させます。
ガードを取ってしまえばいいんですがそれは危ないので、ここにお金をかけて風切り音を減らしているものが静かです。
正直、お金をかけると静かなのはお金がかかることをしているためです。
このバランスがいいのがYAMAZENのサーキュレータだと思います。
ACタイプですので安いです。軸ブレも価格帯にしてはまあまあな気もします。
ただ、ガード部分のスリットが狭かったりするので風斬り音がうるさい面が少しあるのが残念なところです。
エアコン単体で使っている人は是非、サーキュレータを使っ下さい。
知らないうちに節電になるので、快適性を捨てずにむしろ快適性をあげつつ、社会貢献もできちゃいますから。