カネボウという会社はちょっとおかしいですね。
今回の美白化粧品問題で昔の美白化粧品を新製品として販売しようとしたのですが、批判の嵐でやめたようです。
今回の問題は美白化粧品に含まれる漢方由来成分ですが、本来顔なんかに使っていいものではないようです。
客からの訴えも放置して、何人もの医者から警告されたのに無視。
さらには自社製品を使って、症状が出た社員も無視で販売し続けて、大騒ぎになってようやく動き始めたということです。
その被害者は1万5千人にも上り、殆どの人が治っていない状況です。
カネボウは治療費の払いを始めたとして、昔のビタミンC由来の美白化粧品を販売して、落ちた売上を戻そうとしました。
(もちろん、支払いを始めただけで全員には行き届いていませんし、治ってもいません。)
こういった対応に誠意も感じられなければ、人の忠告も聞かずに利益重視なんでしょうね。
元々、漢方の医薬品を分離した会社なので、漢方については素人なわけです。
なんで使おうとしたんですかね?
カネボウの発表が信じられない人はたくさんいるんじゃないですかね。
失った信用を更に落としている会社の姿勢がわかりません・・・・・